前回の記事では、「エンベロープ逆張りEA(daedalus-k)」に使用する3つのインディケーターの内の2つ目”エンベロープ”についてお話ししました。
今回は3つ目のインディケーター“ストキャスティクス”についてお話しします。
ストキャスティクスはオシレータ系の指標で、現在の取引通貨の買われ過ぎ、売られ過ぎを視覚的に見ることができます。一般的にストキャスティクスの値が30%以下で売られ過ぎ(買いシグナル)、70%以上で買われ過ぎ(売りシグナル)と判断されます。
ストキャスティクスを使用するメリット
(1)価格が反発しやすいポイントを狙える
(2)連続エントリーを避けることができる
下記チャート図の赤い楕円内を見ると、価格が一度エンベロープにタッチした後、エンベロープのライン上に沿って価格が動いています。
このような時、エンベロープにタッチする度にエントリーしていると、最終的に負けてしまいます。そこで、青い四角で囲った部分を見てみましょう。ストキャスティクスの値は80%未満になっています。80%以上の時にしか売りエントリーはしないため、青い四角内ではエントリーしません。この場合、青い四角内で売りエントリーしてしまうと負けてしまいます。このように、無駄なエントリーを回避するフィルターの役割にもなります。(※これだけではまだ完全に無駄なエントリーを避けていないため、他の条件でもフィルター制御をしています。)
以上までが、「エンベロープ逆張りEA(daedalus-k)[インディケーター編]」になります。
次回の記事では、インディケーター以外の、プログラム制御されたフィルター条件についてお話していきたいと思います。