フィボナッチ比率を使用したテクニカル分析には、フィボナッチリトレースメント以外にもフィボナッチファンやフィボナッチアークなどがあります。
目次
フィボナッチアークの使い方
まずは簡単にフィボナッチアークの使用方法についてご説明します。
(1)MT4上に任意の通貨ペアのチャートを表示させます。
(2)挿入(I)→フィボナッチ(F)→アーク(A)をクリックします。
(3)チャートに表示されているローソク足の「最高値」から「最安値」に向けて、ドラッグ&ドロップをして、フィボナッチアークをチャートに表示させます。

チャート上にフィボナッチアークを表示させることができました。フィボナッチアーク上にフィボナッチ比率(①38.2%②50.0%③61.8%)も表示されていることが確認できます。
トレードルールについて
FiTribonacci_Arc_USDJPYは、(i)フィボナッチ比率(ii)トリボナッチ比率を融合した【FiTribonacciアーク】を使用したUSDJPY_15分足 EAになります。
(※フィボナッチ比率、トリボナッチ比率に関しては下記の記事でご説明しています)
本EAは特定のエントリー条件を満たし、価格がFiToribonacciアークの主要ラインにタッチした時にエントリーを行います。
本EAは設定された参照バー数内での最安値、最高値を基準に自動でFiTribonacciアークを自動描画します。

本EAの特徴として、ただ単に価格がFiTribonacciアークにタッチした時にエントリーするのではなく、下記に記載した3つのエントリー条件クリア後にポジションを持ちます。
設定参照バー数によって形成されたFiTribonacciアークにタッチした時
設定した参照バー数内での最高値、最安値を基準にFiTribonacciアークが自動で形成されます。
(i)フィボナッチ比率(ii)トリボナッチ比率のFiTribonacciアーク①16.0%②29.5%③61.8%④78.6%⑤83.9%に価格が触れた時に、買いエントリーもしくは売りエントリーをします。
FiTribonacci 0%ラインから50%ラインの距離が一定以上ある時
2つ目のエントリー条件は「FiTribonacciアーク 0%ラインから50%ラインの距離がどのくらいあるか」に注目します。
0%から50%の距離が一定pips以上ある場合は、FiTribonacciアークの信頼性が高いと判断します。
過去の相場を分析した結果を基に、指定したpips以上離れていない場合はエントリーしません。
ストキャスティクスの下限、上限の値がいくつか
(1)買いエントリーの場合
ストキャスティクス:30%以下で買いエントリーの条件をクリアします。
(2)売りエントリーの場合
ストキャスティクス:70%以上で売りエントリーの条件をクリアします。
<利益、損失確定条件>
[利益確定条件]
本EAはトレイリングストップ機能を実装しています。エントリーしてからの利益確定目安pips9pipsです。9pips利益が乗った段階で、幅1pipsの間隔を空けながら利益を追います。
幅を空けないと微益で終わることが多いですが、1pipsの間隔を空けながらトレイリングすることでより利益を追求することができます。
【※当EAはトレイリングストップ幅を1pipsとしている為、ストップレベルの設定されている口座の場合、トレイリングストップ幅がストップレベル以下の場合は正常に動作しませんのでご留意ください。】
[損失確定条件]
エントリー時から、30pips逆行した位置が損失確定ポイントになります。
<パラメータ設定>
(1)マジックナンバー、許容スプレッド、許容スリッページ、取引ロット数
(2)トレーリングストップpips、損切pips
<バックテスト>
・USDJPY


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