前回の記事では、トレードステーション(トレステ)の導入方法についてご説明しました。それでは今回は実際にトレステを使って、簡単なチャート分析の方法などをご説明します。
※2020年8月をもって「トレードステーション(TradeStation)」のサービス提供は終了しており、トレードステーション米国株 スマートフォンが利用できます。
『マネックス証券』
トレステを起動すると、ログオン画面が表示されるので。「ログインID」「パスワード」を入力し、トレステにログオンします。
デスクトップとワークスペースについて
トレステを起動すると、新規「デスクトップ」と新規「ワークスペース」が表示されます。
トレステでは「ワークスペース」と呼ばれる個別ページを、複数作成することができます。例えば「ワークスペースa」にはチャートのみを表示させ、「ワークスペースb」にはレーダースクリーンのみを表示させ「ワークスペースc」にはチャート+レーダースクリーンを表示させるなど、好みのワークスペースをいくつも作成することができます。
このワークスペースa~cのまとまりを「デスクトップ」と呼びます。
ワークスペース・・・チャート、銘柄ボード等アプリケーションが入っているスペース
デスクトップ・・・ワークスペースのまとまり
デスクトップに関しても複数作成し、保存しておくこともできるので、デスクトップA(ワークスペースa~c)、デスクトップB(ワークスペースd~f)のように設定し保存しておけば、次回起動時に必要なデスクトップを選択し起動することができます。
トレーディングアプリについて
トレステに様々な機能が備わっており、それらの機能は「トレーディングアプリ」から選択して呼びたすことができます。「トレーディングアプリ」ボタンは常に画面左に配置されています。「トレーディングアプリ」をクリックします。
「トレーディングアプリ」をクリックすると、機能の一覧が表示されます。
今回は、「チャート分析」についてご説明します。
チャート分析について
それでは、機能一覧から「チャート分析」をクリックします。
「チャート分析」をクリックすると、以下のようなチャートが表示されます。(※チャートはワークスペース上に何枚も表示して並べることも可能です。)
チャートの時間足、形状、ローソク足の色等を変化させるには、チャート上で右クリックをして、「銘柄コードの設定(Y)」をクリックします。
[足種を選択(N)]でチャートの「時間足」「形状」を選択することができます。トレステならではの強みとして、「時間足」を「ティック」「秒」単位に変更することもできます。
「時間足」「形状」の変更は、ワークスペース画面上にある、赤枠をクリックすることで、好みの時間足を選び変更することもできます。
また、ローソク足の形状種類も豊富で、他のトレードプラットフォームにはないような「カギ足」、「連行足」を選択することができます。
「銘柄コードの設定(Y)」→「スタイル」タブから、ローソク足のバータイプや、色の変更を行うこともできます。
このように、豊富な「時間足」「形状」種類が備わっている為、高度なチャート分析も可能となります。
分析テクニック(テクニカル分析)について
ローソク足の形状だけでなく、さらに高度なチャート分析方法として「分析テクニック(インジケーター)」を使用した分析方法があります。
実際にチャート上に①ボリンジャーバンド②RSIを表示してみましょう。
チャート上で右クリックをして、「分析テクニックを挿入(Q)」をクリックします。
インジケーター一覧の中から、①ボリンジャーバンド②RSIを選択して、「OK」をクリックします。
チャートに①ボリンジャーバンド②RSIが適用されたのが確認できました。
表示した分析テクニックのパラメータを変更するには、チャート上で右クリックをして、「分析テクニックの設定(N)」をクリックします。
チャートに表示されているインジケーター一覧が表示されるので、パラメータの変更をしたいインジケーターを選択して、「設定」をクリックします。
パラメータ変更画面が表示されるので、パラメータを自由に変更することができます。
今回の記事では簡単なチャート分析の方法についてご説明しました。トレステにはまだまだ便利な機能が沢山ありますので、次回の記事では[レーダースクリーン(銘柄ボード)]機能についてご説明したいと思います。
トレードステーション提供終了について
※2020年8月をもって「トレードステーション(TradeStation)」のサービス提供は終了しており、トレードステーション米国株 スマートフォンが利用できます。
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