管理人

管理人について

私は株、為替取引を10年以上経験している中で、裁量トレードを経て自動売買へ移行してきました。(1)株取引ではトレードステーション(2020年8月終了)を使用した自動売買、(2)為替取引ではMT4、MT5のEA(エキスパートアドバイザ)を使用した自動売買、サインツールを用いたインジケーターの開発、また(3)MT5とPythonを連携しストラテジーを製作しています。

現在は裁量トレードと自動売買を並行して行っています。それぞれにはそれぞれの良さがあり、時と場合に応じて使い分けることが投資では重要だと感じています。

裁量トレード時代

投資との出会いは金融工学の授業がきっかけでした。投資を始める前は投資の知識が全くなく、メディアや知人の情報から「投資=怪しい」が私の中で定着していました。しかし、投資の知識を身につけていく内に自己の資産に応じた的確な運用資金を利用し、投資をすることで将来の生活をより豊かにもする事に気づけました。

投資に限らず物事にはメリット、デメリットが存在します。負の側面だけを注視するのではなく、メリット、デメリットをしっかりと把握し、納得した上で投資をすることが大切です。

裁量トレードを始めて最初に感じたのは、投資には専門用語が多く、1つ1つが難解で複雑なものであり、まずはいかに正しい知識を身につけるかに重点を置きました。難しい専門用語を理解するのにも労力を要します。ネットで知識を身につけるのも良いですが、間違った情報も多いので、投資関連の専門書をひたすら読み込みました。私は裁量トレード時代に書籍を30冊以上、自動売買の学習をするのに20冊以上、計50冊以上は専門書籍を読み込んできました。

正しい知識を身につけるまでに時間は要しましたが今振り返ると専門用語を把握し、多岐に渡る金融知識を身につけることで、周りの情報に右往左往する事がなく、自身のトレードスタイルを確立する一番の近道だと感じます。

裁量トレードを本格的に始めた頃は、いきなりリアル口座を使用してトレードするのではなく、デモトレードで各取引システムの使い方やチャートの見方、相場の流れを把握し、身につけた知識を実践へと応用していきました。トレード記録を作成しトレードの復習を行い、資金管理に問題はないか、リアルトレードするまでにも多くの時間をかけました。

裁量トレードの経験を積むと自分の中である程度トレードルールが決まってきます。
しかし、トレードルールに沿ったエントリータイミングを待っていても、相場は中々思った通りに動いてくれません。
そこで、「取引ルールが決まっているなら、チャートを監視しないでもエントリータイミングになったら自動的に取引してくれないか」と常日頃考えていました。
そんな悩みを解決してくれたのが、自動売買(ステムトレード)でした。

裁量トレードから自動売買への応用

自動売買(システムトレード)とは、あらかじめ取引条件をプログラムすることにより、条件通りに自動で売買してくれるシステムのことです。

例えば相場を見た時に、「条件A、条件Bを満たした状態で、価格がインジケーターに触れた瞬間にエントリーする」というルールのもと取引をしている場合、裁量トレードの場合、条件A、Bを満たしているかを確認し、インジケーターに価格が触れる瞬間までチャートを見ていなくてはなりません。自動売買であれば条件をプログラムすることで、決められたルール通りに自動で取引をしてくれるため、わざわざチャートに張り付いて条件を満たしているかどうか確認する必要がなくなります。それだけでなく、決められたルールのもと過去遡って運用した際に損益曲線がどうなるかを確認できるので、トレードルールの信頼度も把握できます。

自動売買を自分でプログラミングする為に様々なプログラミング言語の学習しました。金融に関する知識はある程度身についていたので、スムーズにプログラミングを学ぶ事ができました。ある程度自動売買システムを開発できるようになった段階で、裁量トレードからシステムトレードに移行しました。

おわりに

自動売買(システムトレード)を理解するには最低限裁量トレードを経験し、知識を身につけなければいけません。当サイトではfxの自動売買に必須なMT4、MT5の使い方だけでなく、トレードルールの公開、システム化した際の損益曲線がどうなるかも検証し解説しています。

裁量トレードやシステムトレードに興味がある方、知識を身につけたい方は是非当サイトを参考にしていただければ幸いです。

免責事項

当サイトは運営者による記録、情報提供を目的としたもので、投資行動の勧誘・助言を目的としているものではありません。当サイトでは可能な限り正確な情報を掲載するよう努めておりますが、記事について情報の正確性・信頼性・有益性を保証するものではありません。

当サイトからリンクやバナーなどによって他のサイトに移動された場合、移動先サイトで提供される情報、サービス等掲載された内容によって発生した損害・損失等トラブルについて、管理人では一切の責任を負いかねますので、あらかじめご了承ください。

各人の投資行動においては、ご自身の判断と責任において行うようにお願い致します。FXなどの投資行動はリスクが存在する取引であり、場合によっては大きな損害を被る場合もございます。各人の投資行動においては十分な自己の判断と責任に基づいて行動されるようお願い致します。

当ブログで掲載している画像の著作権・肖像権等は各権利所有者に帰属します。
権利を侵害する目的ではありません。

当ブログの内容については予告なく掲載を変更、中断、中止することがあります。当サイトに記載の情報を利用することで生じる利益または不利益につきましては、当サイト内の情報や内容に誤りがあった場合でも一切の責任を負いかねます。