エンベロープ逆張りEA(時間足変更)

これまでの記事でのエンベロープ逆張りEAの時間足は全て1分足でお話してきました。

今回の記事では、時間足を1分足から変更した取引についてお話します。私が現在運用しているエンベロープ逆張りEAは、1分足のほか、5分足15分足を使用しています。

メインの取引は1分足のEAのため、5分足と15分足のEAは、より利益を拡大する補完要素としての意味合いが強いです。そのため、エンベロープの乖離幅をやや大きくして、勝率の高いポイントのみでしかエントリーしません。大きい時間足を使用するメリットとして、バックテストの信頼性も1分足よりも高いため、バックテスト結果の誤差も1分足と比べると小さく、トレードする上で安心感が生まれます。

それでは、エンベロープ逆張りEAに5分足を適用した場合のチャート、バックテスト結果を見てみましょう。

5分足チャート

チャートの見た目は1分足の時と代わり映えはありませんが、5分足の場合の各通貨のエンベロープレベルライン1は下記のとおりです。

・EURUSD,USDJPY:0.25%

・EURJPY,GBPUSD,GBPJPY:0.3%

エントリー条件

  • 通貨:EURUSD
  • 時間足:5分足
  • エンベロープ:偏差(0.25~),期間(20)
  • スプレッド:10(1pips)
  • エンベロープ8つ
  • 期間:2013年11月01日~2018年11月20日
  • ストキャスティクス:20%以下で買い条件成立,80%以上で売り条件成立
  • 移動平均線:EAエントリー後、価格が移動平均線にタッチするまでは次のエントリーを見送る。価格が移動平均線にタッチしたら、エントリー可能な状態となる。
  • エンベロープラインを下から上に数pips突き抜け、そこからエンベロープラインを上から下に突き抜けた瞬間にエントリーする。(※売りエントリーの場合[買いエントリーは逆の条件])

プロフィットファクタ:1.63 ドローダウン:5.29% 取引回数:2010回

5年間で750,747円の利益となっています。

15分足チャート

15分足の場合の各通貨のエンベロープレベルライン1は下記のとおりです。

EURUSD,EURJPY,USDJPY,GBPUSD,GBPJPY:0.4%

エントリー条件

  • 通貨:EURUSD
  • 時間足:15分足
  • エンベロープ:偏差(0.4~),期間(20)
  • スプレッド:10(1pips)
  • エンベロープ6つ
  • 期間:2013年11月01日~2018年11月20日
  • ストキャスティクス:20%以下で買い条件成立,80%以上で売り条件成立
  • 移動平均線:EAエントリー後、価格が移動平均線にタッチするまでは次のエントリーを見送る。価格が移動平均線にタッチしたら、エントリー可能な状態となる。
  • エンベロープラインを下から上に数pips突き抜け、そこからエンベロープラインを上から下に突き抜けた瞬間にエントリーする。(※売りエントリーの場合[買いエントリーは逆の条件])

プロフィットファクタ:1.59 ドローダウン:4.79% 取引回数:266回

5年間で111,554円の利益となっています。

コメント